悪趣味で傲慢、尚かつ笑いに人一倍飢えた富豪が金銭を餌に人を集め、何やら面白いこと(主に大喜利)をやらせるというような設定です。
セット全体の方向性としては、とある古城の一室という感じで薄暗く爽やかさや開放感のかけらも無い雰囲気を目指しました。
出演者は富豪役、執事役、お金につられた人4名の計6名です。
■正面
大喜利のお題は彼の頭上にある額縁型のモニターに表示されます。そのため彼が画面に映る回数は相当なものになるので、表情、肌の色など造形にはこだわりたいと思います。
■上手
それぞれの頭上にも額縁型のモニターがあり、ここに各々のおもしろ解答が表示されます。彼らの背後に緑色の扉がありますが、この番組のマスターである富豪氏の基準であんまりにもつまらないと判断された解答者は否応無しにここから退場させられます。
壁もただ真っ黒ではなく光の加減で模様が浮き出るようなものを用い、ごちゃごちゃした猥雑感をそれとなく演出しています。
■下手
偉そうな感じが出るよう階段上の高い位置に椅子を配置しました。頑張れば上れるはずです。その階段の脇に控えているのが執事役で、番組の進行は実質この人が行います。
富豪役の背後の壁には色んな動物の頭蓋骨や剥製が飾られていてアンダーグラウンドな雰囲気を醸し出すことに成功しているといえなくもないでしょう。これらとじーざすくんが同じ画面上に並ぶ様はなかなかに変態チックで良いと思います。
■どんびき
全体を黒で統一したことで色々要素がある割に案外まとまったセットになったように思います。自分の気のせいかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿